オフィシャルブログ

須永鉄建のよもやま話~第14回~

皆さんこんにちは!

 

埼玉県比企郡小川町を拠点に関東圏内の建設現場での鉄骨工事一式を行っている

有限会社須永鉄建、更新担当の富山です。

 

 

 

クレーン作業(現場での花形工程)

 

 

 

工場で仕上げられた鉄骨が現場に搬入されると、いよいよ「クレーン作業」が始まります。

数トンの鉄骨を宙に舞い上げ、建物の骨組みが立ち上がる光景は壮観で、鉄骨工事の象徴的な瞬間です。


🏗️ クレーン作業の基本ステップ

 

  1. 玉掛け(たまがけ)
    鉄骨にワイヤーをかけ、重心を見極めて吊り上げ準備をします。
    バランスが崩れると鉄骨が回転・落下する危険があるため、国家資格「玉掛け技能士」が必ず担当します。

  2. 吊り上げ
    クレーンオペレーターが操作し、鉄骨を空中に持ち上げます。
    数トンの部材を揺らさずに狙った位置まで運ぶ技術は熟練のなせる業です。

  3. 据え付け
    高所で待機する「鉄骨鳶」が鉄骨を受け止め、仮ボルトで素早く固定します。数十メートルの高さでの作業は一瞬の気の緩みも許されません。


⚠️ 安全管理の徹底

 

  • 吊り荷の下には人を入れない
    基本中の基本であり、常に声掛けや誘導で徹底。

  • 天候チェック
    特に強風は大敵。風速が基準を超えると作業は即中止。

  • 合図の統一
    クレーンオペレーターと地上スタッフが無線・手旗で連携。誤解を防ぐためにシンプルで明確な合図を使います。


🚀 最新技術の導入

 

近年の鉄骨工事では、ICTや最新機械を活用した安全・効率化が進んでいます。

  • GPS付きクレーン … 部材の位置を正確に把握できる。

  • 施工シミュレーション … 3Dモデルで吊り上げ順序を事前に確認。

  • 大型クレーン … 超高層ビルや大規模物流施設にも対応可能。


👷 現場の迫力と職人の連携

 

クレーンで吊り上げられた鉄骨が次々と組み上がり、建物が一気に形を現す瞬間。

現場の誰もが息をのむ迫力です。

この作業を支えるのは、

  • 高所で奮闘する鉄骨鳶、

  • 安全を守る玉掛け技能士、

  • 操縦桿を握るクレーンオペレーター。

三者が阿吽の呼吸で動くことで、迫力と安全を両立させた鉄骨工事が成り立っています。


👉 クレーン作業は「鉄骨工事の花形」。


街のシンボルとなる大規模建築が空へと伸びていくダイナミックな瞬間を担う、まさに現場の要です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

埼玉県比企郡小川町を拠点に関東圏内の建設現場での鉄骨工事一式を行っております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

お問い合わせはこちらから!

 

TRANSLATION